ゴミ屋敷になってしまった家を片付けるのは大変な作業です。業者に依頼するとお金がかかってしまうので、どうにかして自力でゴミ屋敷を片付けたいという人もいるでしょう。
そんな人に向けて、ゴミ屋敷の整理や清掃を自分で行うことが可能かどうかを判断する基準、整理の秘訣やプロの業者に頼むべき状況とその費用についても詳しく説明します。
ゴミ屋敷を自力で片付けられるかどうかの5つの判断基準
ゴミの量によりますが、基本的に1人での作業は困難なので、2〜3人の助けを求めることを推奨します。
コンセントから出る小さな火花が大火事を引き起こす可能性や、カビや虫が繁殖する不衛生な環境が病気を引き起こす可能性もあるので、注意が必要です。
自分一人でゴミ屋敷をきちんと片付けられるかどうかは、以下の基準をもとに判断してみてください。
判断基準1:家や部屋の大きさが3DK以下
ゴミ屋敷の清掃や整理は、時間とエネルギーを大量に消費します。深刻な状況のゴミ屋敷の場合は、専門の業者でさえも2~3日以上の時間を要する作業となります。
自力で整理できるかどうかの一つの基準として、その空間が3DK以下であることが挙げられます。3DKならば3つの部屋とキッチンという4つのエリアがありますから、エリアごとに1日を割り当てると、約4日で全体の整理を終わらせることが可能です。
判断基準2:ゴミが天井までは到達していない
ゴミが天井まで積み上げられていない場合、自分でゴミ屋敷の整理が可能かもしれません。
ゴミが自分の腹部より低い位置まで積み上げられているかどうか、という目安を設けると便利です。
ゴミがそれよりも高い位置に積み上げられていると、作業を行うスペースや移動するルートが限られてしまい、作業が困難になる可能性があります。
判断基準3:浴室、洗面所、キッチンなどの水回りが使用可能
掃除作業では拭き掃除や洗剤の使用など、水回りが重要となります。
浴室、洗面所、またはキッチンへのアクセスが確保でき、そこで水を利用できる状態であることを確認することが大切です。
判断基準4:燃えるゴミや燃えないゴミで捨てられるゴミ(一般ゴミ)が多い
タンスやベッドなどの「粗大ゴミ」などが多いと、すぐにゴミの処分を完了することができません。粗大ごみは回収の申し込みから2週間~1カ月ほど待つ必要があるからです。
そのため弁当のゴミやペットボトルなど、燃えるゴミや燃えないゴミの袋に入るサイズのゴミであれば、一般ゴミとして処分がしやすいため、自力でのゴミ屋敷の片付けがしやすいです。
判断基準5:部屋の中で最低限の身動きは取れる
ゴミ屋敷では、時として足を置くスペースさえ確保できない場合が多くあります。整理を行うためには、最低限の作業エリアが必要です。
仮に玄関ドアの内部がゴミで一杯になっている場合、最初に玄関エリアだけを清掃するところからスタートします。
基準としては、少なくとも1人が部屋内を動くことが可能なスペースが存在するかどうか、をチェックしましょう。
ゴミ屋敷を自力で片付ける方法
それではいざ自力でゴミ屋敷を片付けるにあたって、片付けの方法と準備するものなどを紹介いたします。
ゴミ屋敷を片付けるにあたって準備するもの
- マスク
- 軍手
- 作業服(捨ててもよい服)
- ゴミ袋(燃えるゴミ・燃えないゴミ)
- ビニール紐
- ガムテープ
マスク・軍手は交換しながら作業することもあるので、作業を行う人数以上の枚数を用意しておくと盤石です。
ゴミ袋は住んでいる自治体の燃えるゴミ、燃えないゴミの袋を用意していれば、そのままゴミ出しできるため便利です。ですが、一般的な黒いゴミ袋も用意しておいたほうがよいでしょう。
ビニール紐は新聞紙や雑誌をまとめるときに使用します。
ゴミ屋敷の清掃のための掃除用具
- ほうき
- ぞうきん
- バケツ
- 各種洗剤
- 掃除機
清掃用具も合わせて用意しておくとよいでしょう。それではゴミ屋敷の片付けの手順の説明に移ります。
自治体のゴミの収集日・ゴミ処理施設の受付時間の確認
業者にゴミ屋敷の片付けを依頼しない場合は、片付けで出たゴミを自分たちで処分しなくてはいけません。そのため、ゴミの収集日やゴミ処理施設の受付時間などを確認しておきましょう。
ゴミの収集日について
住んでいる自治体によって収集日はまちまちですが、燃えるゴミは毎週収集があるので、確認しておきましょう。燃えないゴミが厄介で燃えないゴミの袋で収集してくれる場合はよいのですが、場合によっては分別収集で集めており、燃えないゴミの袋がないような自治体もありますので、事前に確認しておきましょう。
また、粗大ごみについても、収集日がだいたい決まっているはずなので自治体の粗大ごみの係に電話で確認しておくとよいでしょう。粗大ごみについては、事前に申込みをしないといけないので、それも頭に入れておきましょう。
ゴミ処理施設の受付時間
粗大ごみや燃えるゴミ、燃えないゴミを直接に持ち込んで処分することができます。ゴミ処理施設の受付時間と曜日、流れなどを事前に自治体に問い合わせて確認しておきましょう。だいたい土日は持ち込みできないところがほとんどです。
持ち込むためのトラックなどは必要になりますが、一気に粗大ごみなどを処分することができます。また、施設によって受け入れ可能なゴミが違っているので、事前にどのようなゴミを受け入れているのかをしっかりと調べておきましょう。
片付ける順番を決めておく
作業を効率よく進めるために、ゴミ屋敷を片付ける順番を決めておくようにしましょう。
たとえば、まずは玄関から片付けるようにすると外までの導線が確保しやすくなって片付け作業がやりやすくなるでしょう。そのあとは比較的にゴミが少ない部屋を片付けるようにして、ゴミがたくさんあって片付けるのが大変な部屋はあとに回したほうがよいと思われます。
一カ所が片付け終わるまで他の場所は片付けない
ゴミ屋敷の片付けは、1つの場所をとにかくしっかりと片付けてから次の場所に行くのが重要です。中途半端に色々な部屋を片付けようとすると効率が悪くなってしまいます。
また1部屋片付けることができたことがわかりやすく実感でき、モチベーションの維持にもつながりますので、まずは一カ所をキレイに片付けてから次の場所に移るようにしましょう。
燃えるゴミや燃えないゴミの袋に入れて捨てられるゴミから片付ける
燃えるゴミや燃えないゴミの袋に入れて、ゴミ出しができるゴミは一番処分が楽なゴミです。ペットボトルや弁当ゴミや紙類など、このようなゴミはとにかく目についたところからどんどんとゴミ袋に入れて捨てるようにしましょう。
もちろん燃えないゴミの袋がない自治体の人もいるとは思いますが、それでも燃えるゴミはあると思いますので、とにかく日常のゴミ出しで処分できるゴミから優先してどんどんと片付けていきましょう。
粗大ごみの処分はいったん後回しにする
粗大ごみは処分に手間がかかりますので、いったんはどこかにまとめておくなどして処分はいったん後回しにしておきましょう。そして、粗大ごみの収集日などを調べて、それに確実に間に合うように処分をするのが大切です。
一般的に粗大ごみの処分は、
- 住んでいる自治体に電話などで粗大ごみの収集の予約をする。
- 電話で収集日と粗大ごみに貼る粗大ごみシールの数、収集場所などが知らされる。
- コンビニ、スーパーなどで粗大ごみシールを購入。
- 粗大ごみにシールを貼り付けて、収集日に指定された場所に粗大ごみを出す。
という流れでできます。住んでいる自治体に事前にしっかりと確認をしておきましょう。
まだ使うものと売れるものは分けて置いておく
ゴミ屋敷を片付けているときに、色々なものがあると思いますが、捨てるもの以外にまだ使うものや売れるものが出てくるかもしれません。
これらのものも一緒に捨ててしまってはもったいないため、まだ使うものや売れるものは分けておくようにしましょう。
ゴミの処分をする
ゴミ屋敷の片付けが進んで生きたら、捨てるもの、ゴミの処分をする必要があります。燃えるゴミや燃えないゴミでゴミ出しができるものについては、1回で出せる量に限りがあることがあるので、事前に自治体に聞いておくとよいでしょう。
粗大ごみについては、粗大ごみの収集日を調べて、逃さないようにしっかりと事前に予約をしておくようにします。
売れるものの処分をする
売れるものは出張買取りの業者を呼んだり、不用品回収業者を呼んだりして買い取ってもらうようにしましょう。持ち運びができそうな量であれば、リサイクルショップに持ち込んで売るのもよいでしょう。
リサイクル家電の処分をする
処分において厄介なのがテレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどのリサイクル家電です。これは自治体でも回収してくれません。
そのため処分方法としては、
- 購入した電気屋に回収してもらう(有料)
- 福岡ではベスト電器に回収してもらう(有料)
- 不用品回収業者に回収しらもらう(有料)
- 郵便局でリサイクル券を購入し、指定引取所に持ち込む
と言う方法になります。どの方法でもリサイクル料金はかかってしまうため、これだけは不用品回収業者に依頼するのも1つの手段ですね。不用品回収業者に依頼した場合は、リサイクル家電のほかにも、合わせてゴミを持っていってもらうことができるから、その分だけお得です。
掃除をする
ゴミ屋敷の片付けが終わって、ゴミなどの処分が終わったら最後に掃除をしておきましょう。
ゴミ屋敷を自力で片付けるのが難しい場合はプロに依頼する
ゴミ屋敷の整理は、十分な時間とエネルギーがあれば個人でも可能な作業です。しかしながら、それは非常に大きな負担となり、特に平日に働いている人々は週末や祝日しか作業できず、また、ゴミ出しは平日しか許されない場合が多いので、実際には難しことがほとんどです。
そこで、不要品回収業者が提供するゴミ屋敷の清掃サービスを利用すれば、大量の時間や労力をかけずにゴミ屋敷を整理することが可能です。
不要品回収業者は、ゴミの整理、分別、処理を行い、中には買取サービスを提供する業者もいるので、そういった物品の買取により、片付け費用を大幅に節約することも可能です。
費用について不安がある場合、ほとんどの不要品回収業者は無料の見積もりを提供しますので、まずはそれを取得し、その上で検討すると良いでしょう。
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